カシミア
カシミアという名称は、インドの北部高山地帯のカシミール地方の古い呼び名に由来し、カシミアヤギから取れた毛織物の事を差します。
保温性と保湿性に優れ、生産量が少ないため高級素材の代表とされる。
カシミアヤギの表面は粗毛で覆われており、その下にある柔毛を、春の毛の生え変わりのときに収穫するが、1頭から150g~250gしか取れず、セーターに換算するとヤギ約4頭分の毛が必要となる。この生産量の少なさから高価なものとなる。
特徴
毛が細く密度が高いが軽く、暖かく、上品な光沢もあり、肌触りが良いとされ、その高価さもあいまって「繊維の宝石」とも呼ばれる。
元の色はホワイトカシミア、グレーカシミア、ブラウンカシミアがある。
品質は、毛の細さ、白さ、長さが基準となる。細いほどしなやかな光沢がでて、肌ざわりも柔らかくなる。白ければ漂白が不要で痛みが少なく、染色も綺麗にできる。毛が長いと、紡績中にほどけて糸が切れたり、抜け毛で毛玉になるのを防ぐことができる。